全国に数多くの物件を所有する不動産開発会社様では、初年度に管理会社から提案された管理委託契約のまま、長期間にわたって一度も見直しがされずに運営をされていました。
対象管理物件の管理体制を見直して物件のキャッシュフロー(CF)と損益計算書(PL)の改善を行いました。
運営に関するコストは請負仕事であり、「単価」×「数量」の総計です。
例えば、ビルの清掃会社に委託していた外注費の見直しでは、窓拭きを行う場所や回数をすべて洗い出しました。お客様に与える影響を十分に分析し、月に2回から1回に減らしても問題ないかなどをオーナーと管理会社を交えて議論しました。
物件の運営費は清掃費+警備費+設備保守費に分解されます。
これらの改善余地のあるコストを徹底的に見直し、結果として年間1億円掛かっていた運営コストを6000万円に圧縮することができました。